ハーブピーリングとケミカルピーリングの違い|仕組み・ダウンタイム・サロンでの選び方を比較

この記事の結論
- ケミカルピーリングは酸などの薬剤で古い角質をゆるめる方法、ハーブピーリングは天然由来のスピキュールが角質層に働きかける方法
- ケミカルピーリングは、薬剤の濃度などによっては医療行為にあたる場合があり、一般的には医療機関で行われる施術とされている
- ハーブピーリングは剥離あり・なしを選べ、剥離なしはダウンタイムほぼなし、剥離ありは1週間前後で落ち着く目安(個人差あり)
- サロンにとっては機器不要・施術感がある・原価が低いことが、ハーブピーリングを選ぶ理由になる
「ハーブピーリングとケミカルピーリングって何が違うの?」——お客様から聞かれて、うまく説明できずに困った経験はありませんか。
どちらも「ピーリング」と呼ばれますが、肌への働きかけ方も、施術が行われる場も、ダウンタイムも異なります。違いを正しく理解しておくと、お客様に合ったメニューを提案できるだけでなく、サロンとして扱える範囲を守った説明ができるようになります。
この記事では、業務用ハーブピーリング「HÉRBCELL(ハーブセル)」を開発し、横浜・関内でAnté salonを運営する立場から、両者の違いを比較表で整理し、サロンがハーブピーリングを選ぶ理由をお伝えします。
※この記事はピーリングの一般的な違いを整理したものです。医療機関で行われる施術の内容や可否については、医師にご確認ください。
ハーブピーリングとケミカルピーリングの違い【比較表】
大きな違いは「何で肌に働きかけるか」です。ケミカルピーリングは酸などの薬剤、ハーブピーリングは天然由来のスピキュールを使います。まずは全体像を表で確認しましょう。
| 比較項目 | ケミカルピーリング | ハーブピーリング |
|---|---|---|
| 働きかけ方 | 酸などの薬剤で、古い角質の結びつきをゆるめて取り除く | 微細な針状成分「スピキュール」が角質層に入り込み、肌の生まれ変わりをサポート |
| 主な施術の場 | 一般的には医療機関(医師の管理のもと) | エステサロン(化粧品の範囲の業務用商材) |
| 施術の流れ | 薬剤を塗布し、時間をおいて中和・除去する方法が一般的 | 塗布・擦り込み・放置というシンプルな工程 |
| 施術中の感覚 | 薬剤によってピリピリ感がある場合も | スピキュールによるチクチク感(個人差あり) |
| ダウンタイム | 薬剤の種類や濃度によって異なる | 剥離なし:ほぼなし・翌日メイク可/剥離あり:数日後から皮むけ、1週間前後で落ち着く目安 |
| 施術後の感覚 | 施術直後からなめらかさを感じやすい | 施術後もしばらくチクチク感が続き、「効いている」実感を得やすい |
※ダウンタイムや感じ方には個人差があります。ケミカルピーリングの詳細は施術を行う医療機関にご確認ください。
違い1:仕組み(肌への働きかけ方)
ケミカルピーリングは「溶かしてゆるめる」、ハーブピーリングは「スピキュールが入り込んで働きかける」という点が根本的な違いです。
ケミカルピーリングの仕組み
ケミカルピーリングは、フルーツ酸などの酸を含む薬剤を肌に塗り、古い角質どうしの結びつきをゆるめて取り除く方法です。薬剤の種類や濃度、塗布する時間によって、作用の強さが変わります。
ハーブピーリングの仕組み
ハーブピーリングは、海綿由来の微細な針状成分「スピキュール」を含むハーブのパウダーやペーストを、肌に擦り込んで使います。スピキュールが角質層に入り込むことで、肌の生まれ変わりをサポートし、なめらかな肌へ導きます。施術後もしばらくチクチク感が続くのが特長で、お客様が施術の手応えを感じやすいメニューです。スピキュールについてはスピキュールとは?で詳しく解説しています。
違い2:施術が行われる場と施術者
ケミカルピーリングは、使用する薬剤によっては医療行為にあたる場合があり、一般的には医療機関で医師の管理のもとで行われる施術とされています。一方、ハーブピーリングは化粧品の範囲の業務用商材を使い、エステサロンで提供されているメニューです。
エステサロンでは、医療行為と誤解されるような施術や説明は避ける必要があります。お客様から「ケミカルピーリングもできますか?」と聞かれたときは、次のように伝えると誤解を招きにくくなります。
- 「酸を使うピーリングは、一般的に医療機関で受けていただくものです」
- 「当サロンでは、ハーブを使ったピーリングをご用意しています」
- 「肌の状態が気になる場合は、皮膚科で相談されるのも安心ですよ」
なお、サロン向けに「ケミカル」と名のつく商材が販売されていることもありますが、取り扱いの可否は商材の区分や内容によって異なります。扱える範囲かどうか、導入前に必ず確認しましょう。
違い3:ダウンタイム
ハーブピーリングは剥離あり・剥離なしを選べるため、お客様の予定に合わせてダウンタイムを調整しやすいのが特長です。
| 種類 | ダウンタイムの目安 | 提案しやすいお客様 |
|---|---|---|
| ハーブピーリング剥離なし(ソフト) | ほぼなし・翌日メイク可 | お仕事やご予定を休めない方、初めての方 |
| ハーブピーリング剥離あり(ハード) | 数日後から皮むけ、1週間前後で落ち着く目安 | しっかり変化を感じたい方、予定を調整できる方 |
| ケミカルピーリング | 薬剤の種類・濃度によって異なる | 医療機関で相談のうえ判断 |
※ダウンタイムの目安には個人差があります。
剥離ありと剥離なしの違いは、剥離あり・剥離なしハーブピーリングの違いで詳しく解説しています。
違い4:向いている方・向いていない方
どちらが優れているということではなく、目的や生活スタイルによって向き不向きがあります。サロンでは、ハーブピーリングの特長が合うお客様を見極めて提案しましょう。
ハーブピーリングが向いている方
- エステサロンで、リラックスしながらケアを受けたい方
- 施術の手応え(チクチク感)を感じたい方
- ダウンタイムを予定に合わせて選びたい方
- ゴワつき・くすみ・毛穴など、肌のコンディションを整えたい方
- フェイシャルだけでなく、背中などボディもケアしたい方
慎重に判断したい方
- チクチクとした刺激が苦手な方
- 肌に炎症や傷、強い肌荒れがある方
- 皮膚疾患などで医療機関に通院中の方(主治医に相談していただく)
- 直近に医療機関でピーリングを受けた方(期間をあける)
施術を控えたほうがよい方の目安は、ハーブピーリングを施術できない人・注意点にまとめています。
ケミカルピーリング経験のあるお客様への対応
医療機関でケミカルピーリングを受けたことがあるお客様には、受けた時期と肌の状態を確認し、期間をあけてからご案内するのが基本です。
- カウンセリングシートに「直近に受けたピーリング・美容施術」の欄を設ける
- 現在も通院中であれば、ハーブピーリングを受けてよいか主治医に相談していただく
- 初回は剥離なしから始め、肌の反応を見ながら剥離ありを検討する
「前に受けたピーリングとどう違うの?」という質問は、ハーブピーリングの特長を伝えるチャンスでもあります。比較表を使って、仕組みとダウンタイムの違いを落ち着いて説明しましょう。
サロンがハーブピーリングを選ぶ5つの理由
サロンメニューとしてハーブピーリングが選ばれるのは、エステで扱いやすく、お客様の実感とリピートにつながりやすいからです。
1. 大型機器が不要で導入しやすい
塗布・擦り込み・放置というシンプルな工程のため、高額な美容機器は必要ありません。個人サロンや自宅サロンでも始めやすいメニューです。
2. 剥離あり・なしで幅広いお客様に対応できる
初めての方やお仕事を休めない方には剥離なし、しっかりケアしたい方には剥離ありと、1つのメニューで提案の幅が広がります。
3. 施術感があり、変化を実感しやすい
スピキュールによるチクチク感は、お客様が「ケアしている」と感じやすいポイントです。HÉRBCELLは、剥離あり・剥離なしの両方にスピキュールを配合し、ヒト幹細胞培養液も配合しています。成分にこだわっているから、お客様自身が肌の変化を実感し、自然と次のご予約につながります。
4. 原価が低く、通いやすい価格にできる
原価が高い商材だと、施術単価を上げざるをえず、お客様の負担が大きくなってリピートされにくくなります。HÉRBCELLの場合、フェイシャル剥離なしの原価は1回あたり約¥664、剥離ありは約¥2,010。サロンは利益を残しながら、お客様が通いやすい価格に設定できます。
5. 顔だけでなくボディにも使える
背中やデコルテなど、ボディのケアメニューにも展開できます。フェイシャルのお客様にボディを提案するなど、メニューの組み合わせで単価アップも目指せます。
お客様への説明で気をつけたい表現
ピーリングの説明では、医療行為と誤解される言葉や、効果を約束する言葉を避けることが大切です。
| 避けたい表現 | 言い換えの例 |
|---|---|
| 「ニキビ跡が治ります」 | 「なめらかな肌へ導きます」 |
| 「肌トラブルを治療します」 | 「肌の生まれ変わりをサポートします」 |
| 「必ず効果が出ます」 | 「変化を実感しやすいメニューです(個人差があります)」 |
| 「ケミカルピーリングより効きます」 | 「ハーブを使ったピーリングで、ダウンタイムを選べます」 |
他の施術を否定するのではなく、ハーブピーリングの特長を事実ベースで伝えることが、お客様からの信頼につながります。
HÉRBCELLなら、剥離あり・なしを1ブランドで

HÉRBCELLは、株式会社アントが開発した業務用ハーブピーリングです。剥離ありのハードピール、剥離なしのソフトピールの両方に対応し、顔・ボディのどちらにも使えます。
- 導入プランは税込¥78,000〜¥168,000の3種類(研修・マニュアル・ディプロマ込み)
- ノルマ・最低注文数・ハーブピーリング以外の指定商品なし
- 剥離なし1回分¥1,000、剥離あり1回分¥3,000のサンプルでお試し可能
まとめ
ケミカルピーリングは酸などの薬剤で古い角質をゆるめる方法で、一般的には医療機関で行われる施術とされています。ハーブピーリングは、天然由来のスピキュールが角質層に働きかけ、肌の生まれ変わりをサポートする方法で、エステサロンで提供できるメニューです。
剥離あり・なしを選べること、施術感があり実感しやすいこと、原価が低く通いやすい価格にできること。これらが、サロンがハーブピーリングを選ぶ理由です。まずはサンプルで、施術感とお客様の反応を確かめてみてください。
→ 剥離あり・なし両対応の業務用ハーブピーリング「HÉRBCELL」を見る
よくある質問
ハーブピーリングとケミカルピーリングの一番の違いは何ですか?
働きかけ方の違いです。ケミカルピーリングは酸などの薬剤で古い角質をゆるめて取り除く方法、ハーブピーリングは天然由来の微細な針状成分「スピキュール」が角質層に入り込み、肌の生まれ変わりをサポートする方法です。
エステサロンでケミカルピーリングはできますか?
酸の濃度などによっては医療行為にあたる場合があり、一般的には医療機関で医師の管理のもとで行われるものとされています。サロンで扱う場合は、化粧品の範囲の商材かどうかを含め、取り扱いの可否を事前に確認することが大切です。
ダウンタイムが短いのはどちらですか?
どちらも種類や強さによって異なります。ハーブピーリングの場合、剥離なしタイプはダウンタイムがほぼなく翌日からメイクができ、剥離ありタイプは数日後から皮むけが始まり1週間前後で落ち着くのが目安です(個人差があります)。
ケミカルピーリングとハーブピーリングは併用できますか?
短期間に重ねると肌への負担が大きくなるため、一般的には期間をあけることがすすめられます。医療機関でピーリングを受けている方には、主治医に相談していただくようご案内しましょう。
サロンがハーブピーリングを選ぶ理由は何ですか?
大型機器が不要で導入しやすいこと、剥離あり・なしで幅広いお悩みや予定に対応できること、施術感があり変化を実感しやすいこと、原価が低く通いやすい価格にできることなどが挙げられます。
For Salon Owners
HÉRBCELLのサンプル・導入相談
剥離あり・剥離なしの両方に対応する業務用ハーブピーリング「HÉRBCELL」。まずはサンプル(剥離なし1回分¥1,000〜)で施術感をお試しいただけます。導入費用・収支のご相談も無料です。


