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ハーブピーリングの料金設定|価格の決め方と原価・相場・回数券・初回価格の考え方

公開日 更新日 執筆:伊藤 ありさ(株式会社アント 代表)

ハーブピーリングの料金設定|価格の決め方と原価・相場・回数券・初回価格の考え方

この記事の結論

  • ハーブピーリングの料金は「原価」「地域の相場」「通い続けられる負担額」の3つから決める
  • HÉRBCELLの原価はフェイシャル剥離なしで1回約¥664。単価¥12,000なら粗利率は約94.5%(設定例)
  • 原価が高い商材ほど施術単価が上がり、お客様の負担が大きくなってリピートされにくい
  • 回数券・初回価格は「割引後の粗利」と「2回目以降も続けられるか」で判断する

「ハーブピーリングの料金、いくらにすればいいの?」「高すぎるとお客様が来ない、安すぎると利益が出ない」——メニューを作るときに、多くのオーナー様が悩むのが料金設定です。

料金は、一度決めると簡単には変えにくいもの。なんとなく近隣サロンに合わせるのではなく、原価と相場、そしてお客様の通いやすさから根拠を持って決めることが、長く続くメニュー作りにつながります。

この記事では、業務用ハーブピーリング「HÉRBCELL(ハーブセル)」の開発元であり、横浜・関内でAnté salonを運営する株式会社アントが、ハーブピーリングの料金設定の手順を計算例つきで解説します。

目次

ハーブピーリングの価格は3つの視点で決める

ハーブピーリングの料金は、「原価から見た下限」「相場から見た上限」「お客様が通える負担額」の3つが重なるところで決めるのが基本です。どれか1つだけで決めると、利益が出ない、予約が入らない、リピートされない、のいずれかに陥りがちです。

視点 考えること 決まるもの
原価 1回あたりの商材費と、残したい利益 これ以上は下げられない価格(下限)
相場 地域・近隣サロン・客層 お客様が比較する価格帯(上限の目安)
通いやすさ 月々・年間でのお客様の負担 リピートを前提にした価格

ステップ1:1回あたりの原価を把握する

料金設定の出発点は、1回の施術にかかる商材の原価を正確に知ることです。原価がわかれば、どこまで価格を下げても利益が残るのかが見えてきます。

HÉRBCELLの1回あたりの原価の目安は次のとおりです。

メニュー 1回あたりの原価 主に使う商品
フェイシャル剥離なし 約¥664 ソフトピール ペースト
フェイシャル剥離あり 約¥2,010 ハードピール パウダー+セルトナー
ボディ剥離なし 約¥1,992 ソフトピール ペースト
ボディ剥離あり 約¥6,030 ハードピール パウダー+セルトナー

※原価は商材費の目安です。タオル・コットンなどの消耗品、施術後の鎮静パック、人件費・家賃などは含みません。

原価率から価格を逆算する

原価がわかったら、「原価率(価格に占める原価の割合)」で考えると価格を決めやすくなります。たとえば、フェイシャル剥離なしを¥12,000に設定した場合、原価約¥664÷¥12,000で原価率は約5.5%、粗利率は約94.5%です。剥離ありを¥24,000に設定した場合は、粗利率は約91.6%になります。

原価率が低いほど、価格を少し下げても利益が大きく減らないため、価格設定の自由度が高くなります。

ステップ2:地域・近隣サロンの相場を調べる

原価で下限が決まったら、次はお客様が比較する価格帯を調べます。お客様は、同じエリアの似たメニューと見比べて予約先を選ぶからです。

  • 同じ駅・同じエリアのサロンのハーブピーリングの料金
  • 剥離あり・剥離なしで料金を分けているか
  • 初回価格と通常価格の差
  • 回数券・コースの有無と割引の内容
  • 施術内容に含まれるもの(鎮静パック・カウンセリングなど)

予約サイトや各サロンのホームページを見れば、地域の価格帯はおおよそつかめます。参考までに、横浜・関内のAnté salonでは、通常料金で剥離なしフェイシャル¥12,800、剥離ありフェイシャル¥19,800としています。

相場より高くする・安くするときの考え方

相場より高く設定するなら、その理由をお客様に伝えられることが条件です。成分(スピキュール配合、ヒト幹細胞培養液配合など)、施術者の研修・ディプロマ、鎮静までの丁寧な工程などは、価格の根拠になります。逆に相場より安くする場合は、安さだけを打ち出すと価格目当ての来店が増えやすいため、「通いやすさ」としてリピートの提案とセットで伝えましょう。

ステップ3:お客様が「通い続けられる価格」を考える

ハーブピーリングは、続けることで肌の変化を実感しやすいメニューです。だからこそ、1回の価格だけでなく、通い続けたときの負担額で考えることが大切です。

たとえば¥12,000のメニューに月1回通うと、年間で¥144,000になります。1回の価格が数千円違うだけでも、年間では大きな差になります。お客様の立場で「この金額なら続けられる」と思える価格かどうかを確認しましょう。

原価が高い商材だと、価格も上がってしまう

ここで差が出るのが商材の原価です。原価が高い商材を使うと、同じ利益を残すために施術単価を上げることになり、お客様の負担が大きくなってリピートされにくくなります。1回目は受けていただけても、「続けるのは難しい」と感じさせてしまうのです。

原価が低い商材なら、サロンは利益を残しながら、お客様が通いやすい価格にできます。さらに成分にこだわった商材であれば、お客様が変化を実感し、価格に納得したうえで自然と通い続けてくださいます。

剥離あり・なし、ボディの価格差の付け方

剥離ありは、剥離なしより高めに設定するのが基本です。使用する商材の原価が高いことに加え、ダウンタイムの説明や施術後のフォローに手間がかかるからです。

メニュー 価格の考え方 ポイント
フェイシャル剥離なし 入口・定期ケアの価格 通いやすさを重視。リピートの軸にする
フェイシャル剥離あり 剥離なしより高めの価格 ダウンタイムの説明とアフターフォロー込みで設定
ボディ 範囲・時間に応じた価格 背中のみ・デコルテのみなど部位別も検討

ボディは使用量が多くなるぶん原価も上がります。全身の場合、剥離なしで約¥1,992、剥離ありで約¥6,030が目安なので、部位を絞ったメニューにすると価格を抑えやすくなります。剥離あり・なしの違いは剥離あり・剥離なしの違いで詳しく解説しています。

回数券・コース価格の決め方

回数券の価格は、割引後の1回あたりの粗利を計算して決めましょう。割引率だけを見て決めると、気づかないうちに利益が削られてしまいます。

計算例:剥離なしフェイシャルの5回券

通常¥12,000のメニューを5回券で10%割引にすると、5回で¥54,000、1回あたり¥10,800です。原価約¥664を差し引いても、1回あたりの粗利は約¥10,136、粗利率は約93.9%となります。原価が低い商材なら、割引をしても十分に利益を残せることがわかります。

※上記は計算例です。割引率や回数はサロンの方針に合わせて設定してください。

回数券の設計方法や販売のコツは、ハーブピーリングの回数券・コースの記事で詳しく紹介しています。

初回価格の決め方

初回価格は、「2回目以降も通常価格で続けてもらえるか」を基準に決めます。初回だけ大きく割り引くと、通常価格との差に驚いて2回目につながらないことがあるからです。

  • 割引しすぎない:通常価格との差が大きいほど、2回目のハードルが上がる
  • 初回で次回提案まで行う:施術後の肌の変化を一緒に確認し、回数券やコースを案内する
  • 初回特典を価格以外にする:鎮静パックの追加など、体験の価値を上げる方法もある

料金設定でよくある3つの失敗

料金設定の失敗の多くは、「1つの視点だけで価格を決めてしまう」ことから起こります。代表的な例と、その防ぎ方を見ておきましょう。

失敗1:近隣サロンより安くすることだけを考える

価格の安さだけで選ばれると、より安いサロンが現れたときにお客様が離れやすくなります。価格を抑える場合も、成分や施術の丁寧さなど、価格以外の理由で選ばれる工夫をセットにしましょう。

失敗2:原価を計算せずに回数券を作る

割引率だけで回数券を作ると、消耗品や鎮静パックの費用を含めたときに、思ったより利益が残らないことがあります。割引後の1回あたりの粗利を、事前に計算しておくことが大切です。

失敗3:1回の価格だけを見て、通い続ける負担を考えない

1回の価格としては妥当でも、続けると負担が大きい価格では、お客様は数回で通うのをやめてしまいます。ハーブピーリングは続けることで変化を実感しやすいメニューなので、年間の負担額まで考えて価格を決めましょう。

料金を決めたら確認したいチェックリスト

料金表を公開する前に、次の項目を確認しておきましょう。

  • 1回あたりの原価と粗利率を把握している
  • 地域・近隣サロンの価格帯を調べた
  • 月1回通った場合の年間負担額をお客様目線で確認した
  • 剥離あり・なしの価格差に理由を説明できる
  • 回数券の割引後も十分な粗利が残る
  • 初回価格と通常価格の差が大きすぎない
  • 価格の根拠(成分・研修・工程)をメニュー表で伝えている

HÉRBCELLなら「通いやすい価格」と「利益」を両立しやすい

HÉRBCELLは、低い原価と成分へのこだわりを両立した業務用ハーブピーリングです。

HÉRBCELL ソフトピール ペースト
剥離なし用のソフトピール ペースト(180g・60回分)
  • フェイシャル剥離なしは1回あたり原価約¥664。通いやすい価格でも利益を残しやすい
  • 剥離あり・剥離なしの両方にスピキュール配合、ヒト幹細胞培養液配合。お客様が実感しやすく、価格に納得して通い続けていただける
  • 導入プランは研修・マニュアル・ディプロマ込みで¥78,000〜¥168,000(税込)
  • メニュー表・カウンセリングシートなどの販促ツールあり。料金設定もLINEで相談可能
  • ノルマ・最低注文数なし。単品1個から仕入れられるので、施術数に合わせて原価を管理しやすい

まとめ

ハーブピーリングの料金は、原価で下限を、相場で上限の目安を、お客様の通いやすさで最終的な価格を決めるのが基本です。回数券や初回価格も、割引後の粗利と2回目以降の継続を基準に設計しましょう。

原価が低く、成分にこだわった商材を選べば、サロンは利益を残しながら、お客様が無理なく通い続けられる価格を実現できます。「自分のサロンだといくらに設定するのがよい?」というご相談も受け付けています。まずはサンプルで施術感を確かめてみてください。

→ 業務用ハーブピーリング「HÉRBCELL」の原価・導入プランを見る

よくある質問

ハーブピーリングの料金はどうやって決めればよいですか?

①1回あたりの原価を把握する ②地域や近隣サロンの相場を調べる ③お客様が通い続けられる月々の負担額を考える、の3つを組み合わせて決めるのがおすすめです。原価が低い商材なら、利益を残しながら通いやすい価格に設定できます。

ハーブピーリング1回あたりの原価はいくらですか?

HÉRBCELLの場合、フェイシャル剥離なしは約¥664、フェイシャル剥離ありは約¥2,010、ボディ剥離なしは約¥1,992、ボディ剥離ありは約¥6,030が目安です。

剥離ありと剥離なしの料金差はどのくらいにすればよいですか?

剥離ありは使用する商材の原価が高く、ダウンタイムの説明やアフターフォローも必要になるため、剥離なしより高めに設定するのが一般的です。参考までに、Anté salonでは通常料金で剥離なしフェイシャル¥12,800、剥離ありフェイシャル¥19,800としています。

回数券は何%くらい割引すればよいですか?

割引率に決まりはありませんが、割引後の1回あたりの粗利を計算し、無理のない範囲に収めることが大切です。原価が低い商材なら、割引しても利益を残しやすくなります。

初回価格は安くしたほうがよいですか?

初回価格は来店のきっかけになりますが、通常価格との差が大きすぎると2回目以降につながりにくくなります。2回目以降も通い続けられるかを基準に設定しましょう。

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この記事を書いた人

伊藤 ありさ株式会社アント 代表取締役/Anté salon オーナー

横浜・関内でトータルビューティーサロン「Anté salon(アンテサロン)」を運営。サロンでの施術経験をもとに、業務用ハーブピーリング「HÉRBCELL(ハーブセル)」を開発し、全国のサロン様への導入・研修を行っています。

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