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よもぎ蒸しのブレンドの作り方|ハーブ11種の香りとおすすめ配合例(1回25g)

公開日 更新日 執筆:伊藤 ありさ(株式会社アント 代表)

よもぎ蒸しのブレンドの作り方|ハーブ11種の香りとおすすめ配合例(1回25g)

この記事の結論

  • よもぎ蒸しのブレンドは、1回あたり合計約25g(目安15〜25g)。よもぎ15〜20g+ほかのハーブ5〜10gが基本
  • ブレンドは「効果」ではなく香りの方向性(草木・スパイス・花・柑橘・甘酸っぱさ)で組み立てる
  • ラベンダー・ローズマリー・シナモン・ジンジャーなど香りの強いハーブは1〜3gから
  • すぐに使える6つのおすすめ配合例と、よもぎ100%(25g)を紹介
  • ブレンド名はメニューを選びやすくするための名前。効果・効能をうたわない

よもぎ蒸しのメニューに「ハーブを選べるブレンド」を加えると、お客様にとっては選ぶ楽しさが、サロンにとってはリピートのきっかけが生まれます。一方で、「どのハーブを何g入れればいいの?」「香りがまとまらない」という悩みもよく聞きます。

この記事では、サロン向けハーブ蒸しブランド「mugu.(ムグ)」のスタッフ講習で使っている考え方をもとに、よもぎ蒸しのブレンドの基本ルール、11種類のハーブの香りの特徴、すぐに使える配合例をまとめました。

目次

よもぎ蒸しのブレンドの基本ルール

1回の量は合計約25g

1回あたりのハーブの量は、合計15〜25g、推奨は約25gが目安です。鍋の大きさや水の量、加熱方法、加熱時間は、お使いの機器の指定に従ってください。

よもぎ15〜20gをベースに、ほかのハーブを5〜10g

ブレンドの土台はよもぎです。よもぎ15〜20gをベースに、ほかのハーブを合計5〜10g加えると、よもぎ蒸しらしさを残しながら、香りに変化をつけられます。

強い香りは少なめに、重ねすぎない

ラベンダー、ローズマリー、シナモン、ジンジャーは、1gでも香りがはっきり出るハーブです。最初は1〜3gから試し、強い香りを何種類も重ねないようにすると、全体のバランスがとりやすくなります。

ブレンドは「香りの方向性」で考える

ハーブ蒸しのブレンドは、効果ではなく香りの印象と選びやすさで組み立てます。「草木」「スパイス」「花」「柑橘」「甘酸っぱさ」など、香りの方向性を決めてからハーブを選ぶと、お客様にも説明しやすくなります。

よもぎ蒸しに使うハーブ11種類の香りの特徴

ハーブ 香りの特徴 使い方の目安
国産よもぎ 青々しさと草木を感じる、よもぎ蒸しの基本の香り ベース(15〜25g)
びわの葉 やわらかく落ち着いた、葉を思わせる香り 2〜7g
モリンガ 青みのある、植物らしいすっきりした香り 2〜10g(モリンガ蒸しならベースにも)
カモミール やさしく甘い、穏やかな印象の香り 3〜7g
ローズヒップ 軽やかな酸味を思わせる、明るい印象の香り 2〜7g
ハイビスカス すっきりした酸味を思わせる、華やかな香り 2〜5g(色が出やすい)
陳皮 柑橘の皮を思わせる、明るく爽やかな香り 3〜5g
ラベンダー 穏やかでフローラルな、落ち着きのある香り 1〜2g
ローズマリー 清涼感のある、シャープでハーブらしい香り 2〜3g
ジンジャー 温かみのある、スパイシーで力強い香り 2g前後
シナモン 甘さを含んだ、温かくスパイシーな香り 2g前後

ハイビスカスは色が出やすく、白いタオルやマントに色移りすることがあります。色の濃いタオルを使う、早めに洗うなどの工夫をしておくと安心です。

香りで選ぶ、6つのおすすめ配合例(1回25g)

以下は、スタッフがお客様にブレンドを提案する時に使えるおすすめ配合例です。正式な配合がひとつに決まっているわけではないので、お客様の好みや香りの強さに合わせて調整してください。

ブレンド 配合(合計25g) 香りの特徴 こんな方に
温活ブレンド よもぎ18g・びわの葉3g・ジンジャー2g・シナモン2g 草木の香りにスパイシーさが加わる、温かみのある香り スパイス系の香りが好きな方
婦人ブレンド よもぎ18g・びわの葉2g・カモミール3g・ローズヒップ2g 落ち着いた香りに、カモミールのやわらかさとローズヒップの甘酸っぱさ やさしい香り・花のような香りが好きな方
巡活ブレンド よもぎ18g・ジンジャー2g・ローズマリー2g・陳皮3g スパイシーさ、ローズマリーの爽やかさ、陳皮の柑橘系の香り すっきりした香りを好む方
美容ブレンド よもぎ18g・ハイビスカス2g・ローズヒップ3g・モリンガ2g ハイビスカスやローズヒップの甘酸っぱい印象 甘酸っぱい香りが好きな方
眠活ブレンド よもぎ18g・ラベンダー1g・カモミール3g・ローズマリー3g ラベンダーとカモミールのやわらかな香りに、すっきり感 花のような香りで落ち着いて過ごしたい方
びわブレンド よもぎ18g・びわの葉7g よもぎをベースにした、シンプルな香り シンプルな香りが好きな方

※ ブレンド名はメニューを選びやすくするための名前です。特定の効果・効能を示すものではありません。

よもぎ100%(よもぎ25g)

ほかのハーブを加えず、国産よもぎ25gで行うシンプルなメニューです。よもぎ本来の草木の香りが好きな方、初めてよもぎ蒸しを受ける方、ほかのハーブの香りが苦手な方に向いています。

配合を調整する時のコツ

  • ラベンダーの香りをしっかり感じたい時は、ローズマリーを控えめにする
  • スパイスが苦手な方には、シナモンを1gに減らすか、びわの葉に置き換える
  • よもぎの香りが強いと感じる方には、びわの葉やモリンガを増やして香りをやわらげる
  • 合計量が増えすぎないよう、足した分はよもぎを減らして調整する

モリンガをベースにしたブレンド

よもぎの香りが苦手な方には、モリンガを主役にしたモリンガ蒸しも提案できます。モリンガは香りが穏やかで、ほかのハーブを邪魔しないのが特徴です。

  • モリンガ陳皮ブレンド:モリンガ15g・よもぎ6g・陳皮4g(柑橘のやさしい香り)
  • やさしいモリンガ:モリンガ15g・カモミール5g・よもぎ5g(甘く穏やかな香り)

お客様へのブレンドの提案方法

カウンセリングで「香りの好み」を聞く

「草木、スパイス、花、柑橘、爽やかな香りのうち、好みに近いものはありますか?」と聞くと、お客様も答えやすくなります。苦手な香りも必ず確認しましょう。

実際に香りをかいでもらう

乾燥ハーブを小皿に出して、香りをかいでもらうだけでも、選ぶ時間が楽しいひとときになります。お客様と一緒にハーブを選べる「ハーブ表」があると、説明もスムーズです。

アレルギーと体調の確認を忘れずに

よもぎとカモミールはキク科の植物です。植物で肌が荒れたことがあるお客様には、カウンセリングで確認のうえ、ハーブを選びましょう。体調不良の方、妊娠中・妊娠の可能性がある方には、よもぎ蒸しの施術自体を案内しません。施術前の確認項目はよもぎ蒸しの施術前に確認することにまとめています。

施術後の感想を次回に活かす

施術後に香りの感想を聞き、カルテに記録しておくと、次回のブレンド選びに活かせます。「前回は甘い香りだったので、今日は柑橘系にしてみませんか?」という提案が、通う楽しみにつながります。

メニュー表・広告での伝え方

ブレンドの名前に「温活」「美容」「眠活」などを使う場合は、メニューを選びやすくするための名前であることを明確にしましょう。「〇〇に効く」「〇〇が改善する」「デトックスできる」といった、身体への作用を約束するような表現は避け、香りの印象、温かさ、過ごす時間で伝えるのが安心です。

避けたい表現の例 言い換えの例
〇〇に効くブレンド スパイスの香りに包まれる、温かみのあるブレンド
〇〇を改善する 落ち着いた香りで、ゆっくり過ごしたい日に
体の中から〇〇 香りと温かさを楽しむ、自分のための時間

ブレンドに使うハーブをそろえるには

mugu.では、ブレンドに使う11種類の業務用ハーブを単品から販売しています。国産よもぎ・びわの葉・モリンガは50g〜500gの4サイズ、そのほかのハーブは50gです(ノルマ・最低注文数なし、ご注文金額(税込)10,000円以上で送料無料)。

よもぎ蒸しの設備をお持ちのサロンには、11種類のハーブ(国産よもぎ100g・ほか10種類 各50g)と、ハーブ表・説明用資料・同意書・カウンセリングシート・アフターケアシート・スタッフ資料・認定ディプロマをセットにしたHERB STARTER(19,800円・税込)もご用意しています。

ハーブごとの詳しい香りや配合は、mugu.のTODAY’S HERBでもご紹介しています。

よくある質問

よもぎ蒸しのブレンドは何gで作ればよいですか?

1回あたりハーブの合計15〜25g、推奨は約25gが目安です。よもぎ15〜20gをベースに、ほかのハーブを5〜10g組み合わせます。水の量や加熱方法、加熱時間は、お使いの鍋や機器の指定に従ってください。

よもぎ蒸しにおすすめのハーブの組み合わせは?

香りの方向性で選ぶとまとまりやすくなります。例えば、スパイスの香りならよもぎ18g・びわの葉3g・ジンジャー2g・シナモン2g、甘酸っぱい香りならよもぎ18g・ハイビスカス2g・ローズヒップ3g・モリンガ2gです。

香りの強いハーブはどのくらい入れればよいですか?

ラベンダー・ローズマリー・シナモン・ジンジャーなどは少量でも香りがはっきり出るため、1回1〜3g程度から試すのがおすすめです。強い香りを重ねすぎないよう、全体のバランスを確認しましょう。

よもぎだけで行ってもよいですか?

はい。ほかのハーブを加えず、よもぎ25gで行う「よもぎ100%」も定番のメニューです。よもぎ本来の香りが好きな方や、初めての方、ほかのハーブの香りが苦手な方に提案しやすいメニューです。

ブレンド名に「温活」「美容」などを付けてもよいですか?

メニューを選びやすくするための名前として使うことはできますが、特定の効果を保証するものではないことを明確にしましょう。「〇〇に効く」「〇〇が改善する」といった表現は避け、香りや過ごし方で伝えるのが安心です。

mugu. · Herbal Steam for Salon

サロンのためのハーブ蒸し mugu.

国産よもぎ・モリンガを含む11種類の業務用ハーブを、単品から。よもぎ蒸しの設備をお持ちのサロンには、ハーブと導入ツール一式のHERB STARTER(19,800円・税込)をご用意しています。ノルマ・最低注文数なし。

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この記事を書いた人

伊藤 ありさ株式会社アント 代表取締役/Anté salon オーナー

横浜・関内でトータルビューティーサロン「Anté salon(アンテサロン)」を運営。サロンでの施術経験をもとに、業務用ハーブピーリング「HÉRBCELL(ハーブセル)」を開発し、全国のサロン様への導入・研修を行っています。

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