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ハーブピーリングの施術手順とやり方|サロンでの流れ6ステップと安全のポイント

公開日 更新日 執筆:伊藤 ありさ(株式会社アント 代表)

ハーブピーリングの施術手順とやり方|サロンでの流れ6ステップと安全のポイント

この記事の結論

  • ハーブピーリングの施術はカウンセリング→クレンジング→塗布・擦り込み→放置・拭き取り→鎮静パック→仕上げの6ステップが基本
  • 仕上がりと安全性を左右するのは、カウンセリングでの肌状態の見極めと擦り込みの加減
  • HÉRBCELLの使用量は、剥離ありがパウダー2g+セルトナー10ml、剥離なしがペースト3g(いずれも1回分)
  • 擦り込みの時間・力加減は肌状態で変わるため、自己流にせず研修で身につける
  • 施術後の鎮静パックとアフターケアの説明までが「施術」

ハーブピーリングは、大型の機器を使わず、手技で行える施術です。そのぶん、施術者の手順と見極めが仕上がりを大きく左右します。「やり方の全体像を知りたい」「導入前に施術の流れをイメージしておきたい」というサロンオーナー様も多いのではないでしょうか。

この記事では、横浜・関内でAnté salonを運営し、業務用ハーブピーリング「HÉRBCELL(ハーブセル)」を開発している立場から、サロンでの一般的な施術の流れ、各ステップのポイント、安全面の注意点を解説します。なお、擦り込みの時間や力加減など、肌状態によって調整が必要な部分は、実技を伴う研修でお伝えしています。

目次

ハーブピーリング施術の全体の流れ

ハーブピーリングの施術は、大きく6つのステップで進めます。剥離あり・なしで使う商材や擦り込み方は異なりますが、流れそのものは共通です。

ステップ 内容 主な目的
1. カウンセリング 肌状態・予定・既往歴の確認、剥離あり/なしの選択、同意書 安全な施術と、お客様の期待のすり合わせ
2. クレンジング・洗顔 メイクや皮脂の汚れを落とす ピーリング剤をなじませる準備
3. 塗布・擦り込み ピーリング剤を塗布し、スピキュールを擦り込む 施術の中心となる工程
4. 放置・拭き取り なじませた後、余分な剤を取り除く 肌に残る量を整える
5. 鎮静パック モデリングマスクなどで肌を落ち着かせる 施術後の肌をクールダウン
6. 仕上げ・アフターケア説明 美容液・保湿・紫外線対策、過ごし方の説明 施術後の肌を守り、次回につなげる

施術前に準備するもの

施術をスムーズに進めるために、商材と備品、書類を事前にそろえておきます。ハーブピーリングは機器が不要なぶん、準備物はシンプルです。

  • ピーリング剤:剥離あり用(パウダーとトナー)、剥離なし用(ペースト)
  • 計量用の道具:毎回同じ量を使えるよう、スケールや計量カップ
  • ボウル・スパチュラ:パウダーとトナーを混ぜる際に使用
  • 手袋:擦り込みの際に使用
  • クレンジング・洗顔料・タオル・コットン
  • 鎮静パック:モデリングマスクなど
  • 仕上げ用の美容液・保湿剤・日焼け止め
  • カウンセリングシート・同意書・アフターケアの説明シート
HÉRBCELL セルトナー(ハードピール パウダーと混ぜて使う美容液)
ハードピール パウダーと混ぜて使う、HÉRBCELL セルトナー

ステップ1:カウンセリング

カウンセリングは、施術の安全性と満足度を決めるいちばん大切なステップです。その日の肌状態と今後の予定を確認し、剥離あり・なしのどちらで施術するかを決めます。

確認すること

  • 肌に傷・炎症・強い赤み・日焼けがないか
  • 皮膚科などで治療中・服薬中のものがないか
  • 最近ほかのピーリングや美容施術を受けていないか
  • これまでに化粧品などで肌トラブルが起きたことがないか
  • 妊娠中・授乳中など、体調面で気になることがないか
  • 1週間以内に結婚式・撮影など大切な予定がないか(剥離ありの場合)
  • 施術後のチクチク感やダウンタイムの説明に納得されているか

確認した内容はカウンセリングシートに記録し、同意書にサインをいただいてから施術に進みます。少しでも不安な点がある場合は、無理に施術せず、刺激の少ない剥離なしに切り替える、日を改める、医師に相談するようご案内するなどの判断をします。施術を控えるケースの考え方は「ハーブピーリングの禁忌・注意点」で詳しく解説しています。

ステップ2:クレンジング・洗顔

メイクや皮脂、日焼け止めなどの汚れをしっかり落とし、ピーリング剤がなじみやすい状態に整えます。汚れが残っていると、擦り込みのムラにつながります。

このとき、肌を強くこすらないことがポイントです。施術前に摩擦で肌を刺激してしまうと、ピーリング後の刺激を強く感じやすくなります。洗い上がりの肌を観察し、カウンセリングでは気づかなかった赤みや乾燥がないかも、もう一度確認します。

ステップ3:ピーリング剤の塗布・擦り込み

ピーリング剤を肌に塗布し、スピキュールを擦り込んでいく、施術の中心となる工程です。剥離あり・なしで使う商材と準備の仕方が異なります。

剥離あり(ハードピール)の場合

HÉRBCELLでは、ハードピール パウダー1回2gと、セルトナー1回10mlを混ぜて使います。セルトナーは、パウダーと混ぜて使う専用の美容液です。ほかの美容液とは混ぜないようにしてください。

HÉRBCELL ハードピール パウダー(剥離ありハーブピーリング)
剥離ありタイプ:HÉRBCELL ハードピール パウダー

剥離なし(ソフトピール)の場合

HÉRBCELLでは、ソフトピール ペーストを1回3g使用します。ペースト状なので、混ぜる手間がなくそのまま塗布できます。

タイプ 使用するもの(HÉRBCELL) 1回の使用量
剥離あり(フェイシャル) ハードピール パウダー+セルトナー パウダー2g+セルトナー10ml
剥離なし(フェイシャル) ソフトピール ペースト 3g

※ボディに使用する場合の量や、部位ごとの擦り込み方は研修でお伝えしています。

擦り込みのポイント

擦り込みの時間・力加減・部位ごとの進め方は、肌状態や剥離あり・なしによって調整が必要です。具体的な方法は、実技を伴う研修でお伝えしています。共通して大切なのは次の点です。

  • 顔全体に均一になじませ、部分的に偏らないようにする
  • 目のまわり・口元など、皮膚の薄い部分は特に慎重に扱う
  • お客様に声をかけ、感じ方を確認しながら進める
  • 「強くするほど効果が出る」と考えて、自己流で力を入れすぎない

ステップ4:放置・拭き取り

擦り込んだ後は、商材の指示に沿ってなじませ、余分なピーリング剤を取り除きます。放置の有無や時間、拭き取りの方法は商材や施術内容によって異なるため、HÉRBCELLでは研修とマニュアルでお伝えしています。

拭き取りの際も、肌をこすりすぎないことが大切です。施術直後の肌はデリケートになっているため、やさしく扱い、肌の状態を観察しながら次のステップに進みます。

この段階で、お客様に「チクチク感はいかがですか?」と声をかけ、感じ方を記録しておくと、次回の施術で量や進め方を調整する際の参考になります。毎回の記録が、お客様ごとに最適な施術を組み立てる土台になります。

ステップ5:鎮静パック

施術後は、鎮静パックで肌を落ち着かせます。スピキュールによるチクチク感や、施術直後のほてりを感じやすいタイミングなので、クールダウンのひと手間が満足度を大きく左右します。

Anté salonでは、施術後の鎮静に特化したモデリングマスク「REPOSÉ」を使用しています。カモミールを配合し、ひんやりと固まってそのまま剥がせるタイプです。1kgで約33回分使えます。鎮静パックの選び方は「施術後の鎮静パックの選び方」でもまとめています。

ステップ6:仕上げとアフターケアの説明

鎮静パックの後は、美容液や保湿剤で肌を整え、日焼け止めで紫外線から守って仕上げます。HÉRBCELLのセルトナーは、剥離あり・なしどちらの施術の仕上げにも使えます。

そして、施術の最後に必ず行いたいのがアフターケアの説明です。剥離ありの場合は、数日後から皮むけが始まり1週間前後で落ち着くこと(個人差あり)、無理に剥がさないこと、保湿と紫外線対策を徹底することをお伝えします。剥離なしの場合も、当日は肌がデリケートなので保湿と紫外線対策を中心にご案内します。説明の内容とシートの作り方は「ハーブピーリングのアフターケア指導ガイド」で詳しく解説しています。

安全に施術するための注意点

ハーブピーリングを安全に行うためには、「施術しない判断」ができることと、毎回同じ品質で施術できる仕組みを整えることが大切です。

  • カウンセリングと同意書を省略しない
  • 肌状態に不安があるときは、施術を見合わせる・剥離なしに切り替える
  • 使用量を毎回計量し、目分量で増やさない
  • 商材の説明書・マニュアルに沿った使い方をする(セルトナーとほかの美容液を混ぜない など)
  • 施術中・施術後のお客様の様子を観察し、記録を残す
  • 気になる症状が続く場合は、医師に相談するようご案内する
  • 研修で学んだ手順を、スタッフ間でも統一する

HÉRBCELLの導入研修では、スピキュールや成分の施術理論、塗布・擦り込み・モデリングマスクの実技、カウンセリング、接客トークまでお伝えし、修了後にディプロマを発行しています。導入後もLINEでご相談いただけ、カウンセリングシートや同意書などの販促ツールもご用意しています。

手順を守ることが、リピートにつながる

手順どおりに丁寧に施術し、アフターケアまでしっかりご案内できれば、お客様は安心して通い続けてくださいます。そこに、成分にこだわった商材が加わると、お客様自身が変化を実感し、自然とリピートにつながります。

HÉRBCELLは剥離あり・なしの両方にスピキュールとヒト幹細胞培養液を配合しながら、1回あたりの原価はフェイシャル剥離なしで約¥664、剥離ありで約¥2,010。原価が高い商材だと施術単価が上がり、お客様が通い続けにくくなりますが、原価を抑えられれば、サロンは利益を残しながら、お客様が通いやすい価格にできます。

まとめ

ハーブピーリングの施術は、カウンセリング→クレンジング→塗布・擦り込み→放置・拭き取り→鎮静パック→仕上げの6ステップが基本です。中でも、カウンセリングでの肌状態の見極めと、擦り込みの加減が、安全性と仕上がりを左右します。擦り込みの時間や力加減は、自己流にせず研修で身につけましょう。

HÉRBCELLは、研修・マニュアル・ディプロマ込みで導入でき、導入後もLINEで相談できます。まずはサンプルで、施術の流れと仕上がりを実際に確かめてみてください。

→ 業務用ハーブピーリング「HÉRBCELL」の研修・導入プランを見る

よくある質問

ハーブピーリングの施術はどんな流れですか?

一般的には、カウンセリング→クレンジング→ピーリング剤の塗布・擦り込み→放置・拭き取り→鎮静パック→仕上げの流れで行います。剥離あり・なしで使う商材や擦り込み方は異なります。

1回の施術でどのくらいの量を使いますか?

商材によって異なります。HÉRBCELLの場合、剥離ありはハードピール パウダー1回2gをセルトナー1回10mlと混ぜて使い、剥離なしはソフトピール ペーストを1回3g使用します。

擦り込みの時間や力加減はどのくらいですか?

肌状態や部位、剥離あり・なしによって調整が必要なため、HÉRBCELLでは研修で実技を通してお伝えしています。自己流で強く擦り込みすぎないことが大切です。

施術を見合わせたほうがよいのはどんなときですか?

肌に傷や炎症、強い赤みがあるとき、日焼け直後、肌がゆらいでいるときなどは施術を見合わせるのが一般的です。治療中の方や気になる症状がある方には、医師に相談するようご案内してください。

機械は必要ですか?

ハーブピーリングは手技で行う施術のため、大型の美容機器は必要ありません。

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この記事を書いた人

伊藤 ありさ株式会社アント 代表取締役/Anté salon オーナー

横浜・関内でトータルビューティーサロン「Anté salon(アンテサロン)」を運営。サロンでの施術経験をもとに、業務用ハーブピーリング「HÉRBCELL(ハーブセル)」、ハーブ蒸しブランド「mugu.」を開発し、全国のサロン様への導入・研修を行っています。Web・EC・デジタルマーケティング領域で約10年の実務経験。

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